|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 航空 : [こうくう] 【名詞】 1. aviation 2. flying ・ 航空機 : [こうくうき] 【名詞】 1. aircraft ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 機 : [き, はた] (n) loom
コンソリデーテッド XP4Y コレヒドール(Consolidated XP4Y Corregidor、社内名称モデル 31)は、アメリカ海軍向けにコンソリデーテッド社で製造された洋上哨戒用の双発飛行艇である。 1機のみが製造され、200機分の量産機の発注はキャンセルされた。 == 設計と開発 == モデル 31は1938年に設計が開始された軍民双方での使用を考慮された新型の飛行艇であった。全金属製の機体は片持ち式の高アスペクトレシオの主翼(デーヴィス翼、後にB-24 リベレーター爆撃機に使用された)〔Donald, David, ed. ''Encyclopedia of World Aircraft'' (Etobicoke, ON: Prospero Books, 1997), p.266.〕を高い位置に配し、上方に反り上がった後部胴体に双垂直尾翼/方向舵を備えていた。主翼下面には引き込み式のフロートとエンジンは新型のライト R-3350 星型エンジンを2基装備していた。民間仕様では52名分の座席か28床の寝台とすることが可能であった〔Wegg 1990, p.81.〕。 モデル 31の試作機は1939年5月5日に初飛行を行い、優れた性能を発揮して見せた〔。 1941年12月7日の日本による真珠湾への攻撃によりアメリカ合衆国が第二次世界大戦に突入した頃にちょうどテストが終了し、アメリカ海軍はこの試作機を購入してXP4Y-1と命名した。この機体は機首、機尾、胴体背面の銃塔と4,000 lb (1,820 kg)分の外部搭載能力を追加されて哨戒機の試作機に改装された〔Green 1962, pp.164-165.〕。 1942年10月に200機分のP4Y-1が発注され、これを生産するための新しい航空機工場がニューオーリンズに建設されたが、試作機の準備の遅れとライト製デュプレックスサイクロン エンジンの不足(このエンジンはB-29 スーパーフォートレス爆撃機用に必要とされた)により発注はキャンセルされた。建設された工場はPBY飛行艇の生産に転用された〔Wegg 1990, p.82.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XP4Y (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|